しふみんのブログ

しふみんのブログです。

株式会社グロービスに入社しました

正確には「株式会社グロービスにエンジニアとして入社して3ヶ月が経ちました」です。 晴れて試用期間が満了したことと、同日‪の4月1日に入社して同じチームで働いている‪ @mktakuya ‬が入社エントリを書いたので後に続こうというお気持ちです。

blog.m6a.jp

あと、つよつよエンジニアの転職エントリはそこらに転がっているけど、そうではないエンジニアの転職エントリも僕は読みたいなと思ったので自分で書くことにしました。

で、誰?

  • @shifumin
  • 新卒で地元のジャパニーズトラディショナルローカルガバメント(notエンジニア) -> 小さなWeb系受託開発会社 -> グロービス
  • Railsエンジニア
  • 主にAPIを作ったりデータモデリング周りを触っていた
  • グロービスに入社してReactも触り始めた

グロービスという会社

recruiting-tech.globis.co.jp

グロービスと聞いて思い浮かぶのは、経営大学院、グロービスMBAシリーズの書籍、法人向け研修、VCといったところでしょうか。
これら(だけではないけど)に加えて、グロービスは2016年にGDP(グロービス・デジタル・プラットフ ォーム)という部署を組織してEdTechの領域に参入しました。
現在提供しているサービスは大きくくくると「グロービス学び放題」と「グロービス・ラーニング・プラットフォーム」で、前者はビジネススキルを学べる定額型動画学習サービス、後者はグロービスの提供している研修・学習システムを集約し一括管理するためのプラットフォームです。
社内のエンジニアの大部分はGDPに集まっています。

入社の経緯

前職は受託開発の会社でずっと自社内でクライアントワークをカタカタやっていたのですが、社内のやむごとなき理由によりある日表参道名刺管理アプリ社にSESとして客先常駐することになりました。
そこで初めてスクラムを体験してプロダクトだけでなく開発プロセスの改善等を通じてチームも成長していくところに「これや!」感を感じ、当事者として関わりたいという思いとともに転職活動を始めました。

業種は特にこだわりはなかったのですが、森博嗣の「今はもうない」の次の一節

舗装された林道が開通し、そこを走る大型トラックによる輸送が、おそらくこの軽便鉄道の使命を奪ったのであろう。廃線になって十年、いやそれ以上経っているに違いない。しかし、別にどうということはない。いつだって、より効率の良いものが、どんなに親しまれ、どんなに美しく伝統的な手法にも、必ず勝る。それがシステムというものだ。ようするに楽であること……、それ以外に人間を魅了するものはない、といっても過言ではない。

はてなダイアリー時代のブログのヘッダーにずっと貼っていたくらい大好きで、要は利用する人が楽できるプロダクトの開発に関わりたい(あわよくば自分も楽したい)という気持ちがあったのと、広告主が見え隠れすると意識がブレそうなので「ビジネスモデルが広告収益モデルでないユーザーから直接お金を頂く」ビジネスモデルの会社がいいなという気持ちと、あとバックエンドがRailsならすぐに力になれそうだという全てを満たすような会社に話を聞きに行きました。ついでに転職ドラフトで指名いただいた会社はとりあえず話を聞きに行ったのでトータルで15社くらいのカジュアル面談を受けた気がします。

カジュアル面談で色々な会社の話を聞きに行ったはいいもののじゃあどの会社の本選考を受けるかの決め手がなくて悩んでいたところ、たまたま去年の僕の誕生日にQiitaが開催していたCareer Meetupに参加して、 @sue738グロービスを紹介している発表を聞くことができました。

logmi.jp

元々学ぶことが好きだったことと、GDPは今参加しても面白そうなフェイズだなと感じたことと、上で上げた条件を全て満たしていることの全てが線で繋がったのでこの船に乗るしかないなと思い選考を受けた結果、ご縁がありグロービスに入社する運びとなりました。
僕は地方出身なのですが、東京に来てから地方って学習モチベがあってもそのため環境が都会に比べて整っていないことを強く実感するようになって、それをどうにかして是正したいということを選考で熱く語った記憶があります。

何をしているか

グロービス・ラーニング・プラットフォームの開発に携わっています。主にはAPIを作成したり、他サービスとの連携部分のコードを書いています。
あと、チームの生産性向上やスクラムマスターに興味ありますと言っていたらスクラムマスターのロールが降ってきたのでスクラムマスターも始めました。

社内の雰囲気

働きやすいです。
内製の開発組織が全くなかった状態から2年数ヶ月でこのエンジニア組織とその制度を整えるのは正直すごいなということをまず思いました。
フレックスタイム、リモートワーク、副業許可、壁一面ホワイトボード、ソファスペース等Web系ベンチャーでよくありそうな制度は大体用意されています。
教育事業を行っているだけあって、エンジニア自体学習意欲が高めな人が多いことを差し置いても学習意欲の高い人が多いと感じました。

もちろん課題もあって、個人的には下記を感じます。

  • 組織拡大による人数の増加・チームの分割等の影響でbiz側dev側の期待値調整・優先順位のすり合わせが弱いことがある
  • サービス開始から数年経ち技術的負債が溜まり始めた

前者はフィットする会議体、組織構成を変化させながら塩梅を模索中、後者は機能開発とバランスを取りながら負債返却にメスが入り始めた状況です。

いい感じに課題が転がっていてまだまだ人が足りなくエンジニアを絶賛募集中なので興味ある方はぜひ下記あたりから応募しましょう!

www.wantedly.com

全方位で募集しているけど、特にiOS、QA、フロントエンドのエンジニアが欲しい雰囲気が社内にあります。 また、色々と中のことをお話しすることもできますのでぜひご飯でも誘ってください。

現場からは以上です。

あとでここ見てって言う用のあれこれ

お金

皆大好きお金の話ですが、アカウントを作れば誰でも指名額を見れる 転職ドラフトによると大体の提示額が分かるかと思います。リードクラスのエンジニアの採用チャネルとして転職ドラフトを利用しているようです。 残念ながら僕は転職ドラフト経由ではないことと1人しか同僚の年収の正確な額を知らないので、実態はよく分かりません。。。

その他

  • Q.エンジニアはどれくらいいる?
    • A.GDPにいるエンジニアは50人くらい(業務委託含む)。毎月2人ずつくらい入社している印象。
  • Q.支給マシン等は?
    • A.MacBook Pro15インチマシマシとDellの27インチディスプレイ(not 4k)1枚
  • Q.リモートワークやフレックスは利用されている?
    • A.""自由と自己責任""に則って結構利用されていると思う。「作業集中のため終日RWします」「荷物受け取りで午前RW、午後から出社します」「通院のため早退します」あたりは毎日のようにSlackの勤怠chで見る。
  • Q.勤怠はどんな感じ?
    • A.10時台に来て19時台に帰る人が多いイメージ。みなし残業45時間だけど、実感として残業月10時間くらいのイメージがある(所定は7.5 時間/日)
      • 以下、私の勤怠例。左が標準的な週、右が色々やっていた週の出勤時間と退勤時間。
      • Image from GyazoImage from Gyazo